招待客の数が結婚式費用の決め手となります
料理とドリンク
結婚式の費用でそこそこ大きな割合を占めるのがこの項目になります。
ゲスト1人あたり1万円~2万円になるので、御祝儀から逆算すると総費用の3割近くというのが一応の目安でしょうか。
新郎新婦に最も好まれるのはコース料理で、フレンチがここ数年トップの座に君臨していると週刊誌で読んだ記憶があります。
小さなお子様も参列される場合は子供向けの料理にしたりと、ゲストの人数だけでなく内訳も決まらないと打ち合わせが滞ってしまうケースもあります。
食事中のドリンクやウエルカムドリンクも人数分用意するのですが、飲み放題のプランに人数をかけた料金になるかと思います。
予定より数人の増減なら対処も簡単ですので、当日までまだ期日が長いのならおよその人数で話を進めてもいいでしょう。
好まれるドリンク、一番消費されるドリンクはウーロン茶で、あまりお酒が好きでない人や結婚式場まで自動車を運転してきた人がこれをよく選びます。
お子様にはオレンジジュースかアップルジュースを用意しとけば間違いなく、それ以外の人はビールと日本酒があればだいたい満足してくれます。
昔はビールを飲まれるゲストが多かったのですが、近年では飲酒運転をしないようソフトドリンクの需要も高まっているので、
「みんな二十歳を越えているしビールだけ準備しとけばいいや」と安直な考えではいけません。
引出物・引菓子
引出物も人数分用意するので費用もゲストの人数に比例します。平均的には5,000円が相場のようで、近頃ではカタログギフトが定番となっており 品物を選ぶ苦悩から開放されつつあります。 もらっても扱いに困る引出物よりも自分の好きなものを選べるカタログギフトなら、どんな人でもしっかりと喜ばせることができます。 あまり使わなさそうな食器をもらって困ってしまった経験も、昔から結婚式に参列している年長者なら何度か味わってきたでしょう。 返品してはいけないアイテムですし、使わないし重いし持ち帰りたくないと思ってしまった人も何人かはきっといるはずです。 でもカタログギフトならちょっと重めの本1冊分の重量なので、電車で会場まで駆けつけてくれたゲストでも楽々お持ち帰りすることができます。 遠方から来てくれた人にかさばる引出物を渡すのは、昔は仕方の無いことだったかもしれませんが今では回避することもできるのです。 しかも注文して受け取るアイテムは当人が欲しいものなので、満足度も高く人気がここまで出たのも頷ける話です。 カタログには数百、数千の商品が掲載されているので、きっと惹かれるアイテムが見つかるから期待がハズレることはまずありません。 一方引き菓子の相場は1,000円~1,500円です。
ペーパーアイテム
招待状や席次表などのペーパーアイテムもゲストの人数分用意します。
料理が人数分に足りなければ大変なことになりますが、招待状も足りなかったら結婚式の計画が足元から崩れてしまいかねない程の問題になります。
100人に来てもらうつもりなのに招待状が50人分しかない、では100人の予定で式場を決めてお料理などいろいろ手配をしても、
当日やってくるのは50人なので半分は無駄になってしまいます。
なので「ペーパーアイテムって紙だよね、適当でいいよ」と軽く考えていると、手痛いしっぺ返しを食らってしまうので甘くみないで下さい。
ほかには席礼やメニュー表もゲストの数だけ用意します。
たかが紙だと思わないで、結婚式の大切な一部分なのでちゃんと数を確認しましょう。
席礼などペーパーアイテムだけでなくテーブル装花やチェアカバー、テーブルクロスもゲストの数に合わせて調整します。
多く準備しても無駄な費用がかかりますし、足りなかったら恥ずかしい思いをするのでピッタリになるようにしましょう。
最初の見積りでは人数×単価で表記されているかもしれませんが、煮詰まってきたら正確な金額もわかるでしょう。
これくらいが参列者の人数によって変化する結婚式の費用ですが、中には自分達で製作可能なアイテムもありますので費用を抑えたければ自作してもいいでしょう。